Wise口座開設・本人確認のやり方【2026年版】海外送金の手順まで解説
2023-09-05
※本記事にはアフィリエイトリンクを含みます。リンク経由で口座開設・ご利用があった場合、当社に紹介料が支払われることがあります。掲載内容やおすすめの順位に影響はありません。
海外に送金したいけれど、「Wiseの口座開設って難しそう」「本人確認で止まったら困る」と感じていませんか。銀行の窓口と違って全部オンラインなので、はじめての方ほど手順が見えにくいものです。
結論から言うと、Wiseの口座開設は無料で、入力そのものは数分で終わります。時間がかかるのは本人確認だけです。
この記事では、Wiseの口座開設から本人確認、実際に海外送金するまでの流れを、画面の順番どおりに解説します。あわせて、本人確認に必要な書類と2026年7月時点の手数料のしくみもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
※この記事の手数料・日数・必要書類は、すべて2026年7月時点のWise公式サイトおよびヘルプセンターの記載にもとづいています。条件は変更されることがあるため、申し込み前に必ず公式サイトでご確認ください。

目次
【結論】口座開設は無料。送金するには本人確認まで終える必要がある
Wiseの口座開設(アカウント作成)は無料で、Wise公式サイトの料金ページでも「アカウント開設:無料」「資金の保有:無料」と明記されています(2026年7月時点)。年会費や月額料金もかかりません。
ただし、実際に海外送金するには本人確認まで完了させる必要があります。メールアドレスとパスワードを登録しただけの状態では、送金の手続きは進みません。
Wiseヘルプセンターによると、提出した書類の確認は通常1〜2営業日で完了します。日本のお客様向けのページでは「通常1営業日以内」と案内されています(2026年7月時点)。
送金の期日が決まっている方は、数日の余裕をもって手続きを始めておくと安心です。以下、順番に見ていきましょう。
Wise(ワイズ)とは?2026年7月時点の基本情報
Wise(旧TransferWise)は、2011年にイギリスで創業された、海外送金・両替・多通貨口座・デビットカードを提供する金融サービスです。日本でのサービスは2016年に始まりました。
Wise公式サイトによると、40以上の通貨を保有でき、160か国・地域で利用できます。日本国内では毎月2兆円を超える資金の移動を取り扱っているとされています(2026年7月時点)。
日本での運営会社はワイズ・ペイメンツ・ジャパン株式会社です。同社は第一種および第二種資金移動業者として登録されています(登録番号:関東財務局長第00040号/加入団体:一般社団法人 日本資金決済業協会)。
ここで、申し込む前に知っておきたい大事な点があります。
Wiseは銀行ではなく資金移動業者です。アカウントに入れたお金は「預金」ではないため、預金保険制度(ペイオフ)の対象外です。
そのかわり、Wiseは日本の規制当局に登録された信託口座(日証金信託銀行または三井住友銀行)で顧客資金を分別管理し、毎営業日に日本円の現金相当額100%を預け入れていると説明しています。
とはいえ、銀行預金と同じ保護ではありません。Wiseは「送金・両替・支払いのための口座」と考えて、生活費や貯蓄をまとめて置いておく使い方は避けましょう。
Wiseの口座開設は3ステップ。まず全体像をつかむ
Wiseの口座開設は、大きく3つのステップに分かれます。海外送金を行うには、ステップ3の本人確認まで完了させる必要があります。
- 会員登録(この時点ではまだ送金できません)
- 送金内容と基本情報の入力
- 本人確認(原則1回限り/確認は通常1〜2営業日)
2回目以降の送金では本人確認は不要になるため、最初の1回さえ乗り切れば、あとはぐっと早くなります。
ステップ1 会員登録(所要時間の目安:3分)
まずはアカウントを作ります。用意するものはメールアドレスと、SMSを受け取れる携帯電話だけです。
手順1 Wiseのサイトにアクセスし、「アカウントを開設する」に進む
Wiseのトップページから、アカウント開設のボタンを選びます。

手順2 メールアドレス、または他サービスのアカウントで登録する

メールアドレスで登録する場合は、入力欄にアドレスを入れて「続行」を選びます。
Google・Facebook・Appleのアカウントでログインすることもできます。その場合はアイコンを選び、表示されるアクセス許可の画面で自分のアカウントを選択してください。
手順3 個人アカウントか法人アカウントかを選ぶ
自分用に使うなら「個人アカウント」を選びます。会社の資金を動かす場合は「法人アカウント」です。

手順4 主な居住国を設定する
日本に住んでいる方は「日本」を選び、「次へ」に進みます。ここで選んだ国によって、あとで求められる本人確認書類が変わります。

手順5 電話番号を入力して認証コードを受け取る
電話番号を入力し、「認証コードを送信する」を選びます。入力欄の左にある「+81」は日本の国番号です。日本の携帯電話をお使いなら、そのままで大丈夫です。

SMSに6桁の認証コードが届くので、入力欄に打ち込んで「送信」を選びます。

手順6 パスワードを登録する
任意のパスワードを入力して「続行」を選びます。大文字と数字を含む9文字以上が条件です。

「Wiseに登録しました」と表示されれば、会員登録は完了です。数秒後に送金画面に切り替わります。

※本記事の画面写真は、編集部が実際に登録したときのものです(2023年時点)。アプリやサイトの更新により、ボタンの位置や文言が変わっている場合があります。最新の画面はWise公式サイトでご確認ください。
ステップ2 送金内容と基本情報を入力する
会員登録が終わると、そのまま送金の入力画面に進みます。ここで入力した内容が、そのまま最初の送金手続きになります。
手順1 送金する通貨と金額を選ぶ
「送金通貨」と「受取通貨」を設定します。日本から送るなら、送金通貨は日本円(JPY)です。次に、送金額または受取額のどちらかを入力します。

金額を入れると、手数料の金額、適用される為替レート、相手に届く金額、着金予定日が画面に表示されます。ここで実際にいくら届くかが分かるので、必ず目を通してから「続行」に進みましょう。
手順2 個人口座からの送金か法人口座からの送金かを選ぶ

手順3 送金する人(自分)の情報を入力する
氏名・住所・生年月日などを入力します。ここで入力する氏名と住所は、あとで提出する本人確認書類とぴったり一致している必要があります。引っ越したばかりの方は特に注意してください。


手順4 受取人を選ぶ
「自分」「他人」「法人・慈善事業団体」から、送り先に合うものを選びます。

手順5 受取人の口座情報を入力する
受取人の口座名義と口座情報を入力し、「確認」に進みます。アメリカ国内の口座あてなら「電信送金」、それ以外の国あてなら「SWIFT」を選ぶ画面が出ることがあります。

受取人の口座情報が分からない場合は、メールアドレスだけを入力して送金する方法もあります。この場合、受取人がメールのリンクから自分で口座情報を登録します。

ステップ3 本人確認(必要書類と日数)
本人確認は、通常、最初の送金手続きを作成したタイミングで自動的に始まります。Wiseは「アプリの利用が最もスムーズ」と案内していますが、ウェブサイトからでも手続きできます。
まず、必要な書類を確認しましょう。Wiseヘルプセンターの「日本のお客様の本人確認について」に記載されている書類は、次のとおりです(2026年7月時点)。
| お客様の区分 | 使える本人確認書類 |
|---|---|
| 日本国籍の方 | マイナンバーカード(推奨)/日本の運転免許証/日本のパスポート(2020年2月以前に発行されたもの) |
| 永住者の方 | マイナンバーカード/日本の運転免許証/在留カード |
| 長期滞在ビザをお持ちの方 | マイナンバーカード/在留カード |
ここでのポイントはマイナンバーの扱いです。
本人確認書類としてマイナンバーカードを使った場合、マイナンバーの追加提出は不要です。それ以外の書類(運転免許証・在留カード・パスポート)を使った場合は、次のいずれかを別途提出する必要があります。
- 有効なマイナンバーカード(表面・裏面)
- 6か月以内に発行された住民票(12桁のマイナンバーが記載されているもの)
- マイナンバー通知カード
マイナンバーカードが1枚あれば手続きが最短で済みます。お持ちの方はマイナンバーカードを使うのがおすすめです。
なお、Wiseは書類について次の点に注意するよう案内しています。
- 氏名・生年月日・住所が、書類とWiseのプロフィールで完全に一致していること
- 情報が古いマイナンバー通知カードは受け付けられないこと
- 「返納」「国外転出」などの記載があるマイナンバーカード・通知カードは受け付けられないこと
手続き自体は、画面の案内に沿ってスマートフォンで書類を撮影し、続けて顔写真(セルフィー)を撮影する流れです。Wiseは「一部の送金手続きでは、身分証明書と一緒にご自身の顔の写真を撮影していただくようお願いする場合があります」と説明しています。
パソコンで手続きを始めた場合は、画面にQRコードが表示されます。スマートフォンで読み取ると、そのまま撮影の手続きに進めます。

続いて、使う本人確認書類の種類を選びます。

あとは画面の指示どおりに撮影するだけです。編集部が実際に試したときは、4桁の認証コードを紙に書いて身分証と一緒に撮影する方式でした(2023年時点)。撮影の手順はその後見直されている可能性があるため、実際の画面の案内に従ってください

提出後の確認にかかる日数は通常1〜2営業日です。日本のお客様向けページでは「通常1営業日以内」と案内されています。ただし、Wiseは「多くの書類をアップロードされた場合は、これよりも時間がかかります」とも説明しています。
本人確認が終われば、2回目以降の送金では書類の提出は不要です。
Wiseの手数料と為替レートのしくみ(2026年7月時点)
Wiseの手数料は、「為替レートに上乗せしない代わりに、手数料を別建てで表示する」という考え方です。Wiseは公式サイトで「Googleで検索して見られるような為替レート(ミッドマーケットレート)のみ使用」と明記しています。
ミッドマーケットレートとは、ニュースやGoogle検索で見かける、いわゆる実勢の為替レートのことです。多くの銀行や送金事業者は、このレートに為替変動リスク分を上乗せしたレートを提示し、そこに送金手数料を加えます。Wiseは上乗せをしない分、手数料を金額として表示します。
2026年7月時点の主な手数料は、次のとおりです(Wise公式の料金ページより)。
| 項目 | 手数料 |
|---|---|
| アカウントの開設 | 無料 |
| アカウントでの資金の保有 | 無料 |
| 送金手数料 | 0.73%〜(通貨により異なる) |
| 両替手数料 | 0.73%〜(通貨により異なる) |
| 銀行振込での入金 | Wise側の手数料はかからない |
| デビットカードでの入金 | 入金方法・通貨により手数料がかかる(画面に表示) |
| Wiseデビットカードの発行 | 1,200円 |
料率は通貨の組み合わせによって変わります。「Wiseなら常に何%」という決まった数字はありません。実際にいくらかかるかは、送金画面に金額として表示されるので、そこで確認するのが確実です。
また、Wiseには為替レート保証という仕組みがあります。送金手続きを作成した時点のレートを一定時間固定するもので、Wiseヘルプセンターによると固定期間は「送金する通貨によって2〜48時間の範囲」です。
ただし、レートを維持するには期限までにWiseが送金額の全額を受け取っている必要があります。また、通貨市場の変動が特に大きい場合は保証を提供できないことがある、とも案内されています。
手数料の考え方そのものについては、【徹底解説】海外送金の手数料をわかりやすく解説(送金手数料編)でも整理していますので、あわせてご覧ください。
送金の手順|入金から着金までの流れ
本人確認が終わったら、あとは入金して待つだけです。Wiseは自社の口座に着金した資金を両替し、受取人の口座へ送るしくみになっています。
手順1 送金目的を選ぶ
「生活費の仕送り」「授業料の支払い」など、目的に最も近いものを選んで進みます。

手順2 送金内容を確認する
手数料、為替レート、受取人に届く金額、着金予定日が表示されます。内容に問題がなければ次へ進みます。
手順3 入金方法を選ぶ
日本からの入金方法は、銀行振込とデビットカードです。Wiseは「銀行振込は通常、送金資金を入金する最も安価な方法」と案内しています。手数料を抑えたい方は銀行振込を選びましょう。
ただし、銀行振込は反映までに時間がかかります。Wiseヘルプセンターによると「ほとんどの銀行振込は2営業日以内に弊社に届きます」とのことです。急ぐ場合はデビットカードのほうが早く反映されますが、その分の手数料がかかります。
手順4 Wiseの口座情報と参照番号を控える
振込先となるWiseの口座情報と、「P」から始まる参照番号が表示されます。この参照番号は、どの送金への入金かをWiseが識別するために使われます。振込時に必ず入力してください。
手順5 自分の銀行口座からWiseの口座へ振り込む
表示された口座あてに振り込みます。ここで注意点が2つあります。
- 振込元の口座名義は、Wiseアカウントの名義と一致している必要があります。Wiseは「代理権がある場合でも、他の方の口座からの入金は受け付けられません」と明記しています。
- 金額は手続きどおりに、1円単位まで正確に振り込みます。金額が違うと処理が遅れたり、払い戻しになって手続きをやり直すことになります。
手順6 着金を待つ
あとは受取人の口座に届くのを待つだけです。送金の状況は、Wiseアカウントにログインして該当の送金を開けば確認できます。
着金までの日数は、Wise公式ブログでは「即日〜1営業日」が目安とされています(2026年7月時点)。ただし、これは送金先の国・通貨・入金方法によって変わります。実際の予定日はアカウントの画面に表示されるので、そちらを確認してください。
送金前に「実際にいくら届くか」を確かめる
申し込む前に、自分の送金額でいくら手数料がかかるかを試算しておくと失敗しません。Wiseは送金画面で、手数料・為替レート・受取人に届く金額・着金予定日をすべて金額として表示します。
確認しておきたいのは、次の3点です。
- 送金手数料はいくらか(2026年7月時点で0.73%〜。通貨の組み合わせで変わります)
- 相手にいくら届くか(レートの上乗せがない分、この金額が比較のポイントになります)
- いつ届くか(急ぎなら入金方法を変えるという選択肢もあります)
「Wiseがいつでも一番安い」とは限りません。送金先の国や金額、入金方法によって、他の事業者のほうが有利になる場合もあります。だからこそ、実際の金額を並べて比べるのが確実です。
Wiseは、両替に使うレートを実勢レート(ミッドマーケットレート)と明記し、手数料を別建てで表示しています。申し込む前に、自分の通貨と金額で試してみてください。
よくある質問
口座開設と本人確認でつまずきやすいポイントをまとめました。
口座開設だけして、送金しなくても大丈夫?
問題ありません。アカウントの開設も資金の保有も無料で、年会費や月額料金はかかりません(2026年7月時点)。
本人確認はどのくらいで終わる?
Wiseヘルプセンターによると、書類の確認は通常1〜2営業日です。日本のお客様向けページでは「通常1営業日以内」と案内されています。書類の枚数が多い場合はさらに時間がかかることがあります。
マイナンバーカードがない場合はどうする?
運転免許証・在留カード・パスポート(2020年2月以前発行)などで手続きできますが、その場合はマイナンバーが確認できる書類(マイナンバー通知カード、または6か月以内に発行されたマイナンバー記載の住民票)を別途提出する必要があります。
家族の銀行口座から振り込んでもいい?
できません。Wiseは、振込元の口座名義がWiseアカウントの名義と一致している必要があると明記しています。他の方の口座からの入金は受け付けられません。
Wiseに預けたお金は保護される?
Wiseは銀行ではなく資金移動業者のため、預金保険制度の対象外です。Wiseは日本の規制当局に登録された信託口座で顧客資金を分別管理していると説明していますが、銀行預金と同じ保護ではありません。送金や支払いに使う分だけを入れておくのが安心です。
まとめ|口座開設は無料、本人確認だけ余裕をもって
この記事のポイントを整理します(すべて2026年7月時点)。
- Wiseの口座開設・資金の保有は無料。年会費や月額料金もかからない
- 海外送金するには本人確認まで完了させる必要がある。確認は通常1〜2営業日
- 本人確認はマイナンバーカードが1枚あれば最短。他の書類ならマイナンバーの確認書類が別途必要
- 送金手数料は0.73%〜(通貨により異なる)。為替レートはミッドマーケットレートを使用
- 日本からの入金は銀行振込かデビットカード。銀行振込のほうが安く、反映は2営業日以内が目安
- 振込元の口座名義はWiseアカウントの名義と一致させる必要がある
- Wiseは資金移動業者であり、預けたお金は預金保険の対象外
手続きそのものは難しくありません。つまずくとしたら、書類とプロフィールの情報が一致していないケースがほとんどです。送金の予定日が決まっている方は、数日の余裕をもって本人確認まで終えておきましょう。
Wiseのサービス全体についてはWiseとは?手数料・安全性・評判を解説で、海外での支払いに使えるカードについてはWiseデビットカードの作り方と手数料で詳しく解説しています。あわせて参考にしてくださいね。


Language











